リーダーに必要なリーダーシップの要素を知る

リーダーシップ育成センター

このサイトについて

このサイトについて

リーダーシップの必要性

バブル景気の崩壊以前であれば、少なくとも会社に就職すれば定年になるまで同じ会社に居続けるのが通常でした。そしてその場合には年功序列に従って順番に役職が上がって行き、意思決定の中枢に至ります。もっとも稟議書を役職の下の者から順番に回すことで、いくつものハンコを獲得してようやく意思決定がなされるのであり、現場が判断する裁量権を持たされることはあまりありませんでした。そのため欧米との競争においては、意思決定に時間が掛かりすぎるために圧倒的に不利であり、バブル景気が崩壊した後の不況が長引くにつれて、現場に裁量権を委譲させる動きが加速しました。またそれと同時に、リストラを断行して組織の無駄をなくし、トップダウンによる強烈なリーダーシップを求める声も高まりました。欧米流の個人主義がそぐわないとはいえ、構造改革を断行するためには、明確なビジョンを持っていかなる反対勢力にも屈しないリーダーシップが必要とされるのです。

リーダーになるために

そこで最近の企業では、幹部候補生を早い段階で選抜しておき、組織の中でリーダーとして育てるために必要な部署を経験させたり、研修を受けさせるようプログラムを設定している例も増えています。若い世代には役職が上がって責任が重くなるのを好まない傾向があるとも言われていますが、その一方で積極的にリーダーになりたいと考える人も増えています。もっともリーダーとは、周囲から認められて初めて期待されるだけの働きができるのであり、独り善がりでやたらと命令をしてみても、組織が混乱するだけです。結果から見ればリーダーになるべくしてなったような人もいますが、ビジネスの世界には偶然の作用する余地が小さくないことを忘れてはなりません。リーダーになる素質だけでは十分ではないのであり、その能力を最大限に発揮出来るような状況を見逃さず、あるいは積極的に自ら生み出し、育て、そして組織としての力を十二分に発揮させるために、知っておくべきことがあるのです。

毎日少しずつリーダーに近づく

リーダーとそれに従う人との間に決定的に違うことがあるとすれば、それはリーダーであれば自分自身で判断を下してその責任を負うという点です。つまり考えに考えて、少なくとも自分自身では、自分自身の判断について、疑問の余地のないほどに徹底的に練り上げる訓練が必要なのです。またその一方で自分に足りないものを自覚しており、それを補うための方策を思いつくことができるということも、重要な要素です。当サイトでは、このようなリーダーになりたい人に向けて、様々な情報を提供して行きます。人は毎日少しずつ積み重ねる習慣の力を過小評価する傾向にありますが、リーダーは1日にして成らず、なのです。 お問い合わせ先:こちら
Copyright © 2015 リーダーシップ育成センター All Rights Reserved.